最期の在り方を考える「人生会議〜自分らしい人生を過ごすために〜」(主催/瀬谷区高齢・障害支援課、瀬谷区在宅医療相談室)が12月2日に瀬谷公会堂で開かれ、約200人が来場した=写真。
人生会議とは、終末期に望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療従事者などと話し合い共有する取り組み。この日は2部制となっており、第1部では末期がんを宣告された男性の最期の迎え方を記録したドキュメンタリー映画「エンディングノート」が上映された。
第2部の基調講演では、緩和ケア科を有する横浜甦生病院(瀬谷)の澤田傑(すぐる)院長が登壇した。澤田院長はカテーテルなどによる人工栄養を伴う延命治療について解説。患者本人が延命の有無を判断できない状態に陥っている可能性もあるとして、望む治療の在り方を事前に考える人生会議の重要性を強調した。そのうえで、「会議のように何度でも話し合いましょう。考え方を途中で変えても良いんです」と来場者らに呼びかけた。
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