南瀬谷小学校コミュニティ・スクールで3月11日、ひまわり給食会が開かれた。
この会は毎月1回、宮沢地区社会福祉協議会の給食部会が中心となり同地区の65歳以上の一人暮らしの人、障害を持つ人、75歳以上の人を対象に開いている食事会。毎回60人以上の人が参加する。食事のほか、警察や消防署員による講演会、地域の人による落語やダンスなどの「出前」イベントも企画。参加者の楽しみの一つになっている。
この日は女声コーラスグループ「南台ハーモニー」と「三ツ境ハーモニー」が登場。童謡や懐かしの歌謡曲が女性の澄んだ歌声で会場に響くと、参加者は体でリズムを取りながら一緒に歌ったり、手拍子を打ちながら聞き入ったりと食後のコンサートを満喫していた。
同地区社協の藤代睦夫会長は「参加者は、毎月配る食事会のお知らせを見て、普段一人だとなかなか食べないメニューや出前イベントを楽しみに参加してくれる」と話す。
40年近く給食部会で活動する伊藤美代子さんは「年々参加者が増えている。喜んで下さる限り続けたいが、調理するボランティアのスタッフが高齢化してきているのも事実」といい、「スタッフも含め90人分ぐらい調理するので、若い方や男の人にも手伝ってもらえたら。自分も引退したら参加者側で給食会を楽しみたい」と笑顔で話した。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|