瀬谷区南台でテーラー丸忠を営む阿部忠悦さんが11月に行われた「かながわ技能フェスティバル技能展」と「横浜マイスターまつり」に作品を出展した。
技能展は神奈川県などが主催で11月12日から14日、横浜新都市ビル9階センタープラザとシビルプラザ(西区)で開催。同展には県知事から卓越技能者として認められた紳士服仕立て職や表具師、木製品製造工、調理師など「神奈川の名工」17人が出展した。阿部さんは紳士服仕立て職として手縫いの燕尾服を出品。来場客らに手縫いや仕立てのポイントなどを説明していた。
阿部さんは11月20日に中区の横浜市技能文化会館と大通り公園で行われた市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者を集めた横浜マイスターまつりでも作品を出品。ここでは作品のほかに、ボタンの付け方教室を開き来場客にプロの技を伝授していた。
阿部さんは「両方とも多くの人に来てもらって嬉しい。子供の頃から興味を持ってもらえるように今後もPRしたい」と話した。
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