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瀬谷区版 公開:2012年2月23日 エリアトップへ

自然を生かした魅力ある地区作り 宮沢地区

社会

公開:2012年2月23日

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和泉川沿いは絶好の散歩道
和泉川沿いは絶好の散歩道

 約3200世帯、9800人が住む宮沢地区。1、2丁目に人口が偏りがちで3,4丁目は農耕地が多い。地区内に宮沢の森や和泉川が流れる瀬谷区内でも1、2を争う自然豊かな地区だ。そのため愛護会活動が盛んで地域住民が熱心に川沿いの雑草や森の手入れをする姿をよく目にする。

 和泉川沿いでは朝、日が昇らないうちからウォーキングに勤しむ人が見られる。また、カワセミが観察できる場所としても知られており、長い望遠レンズを付けたアマチュアカメラマンたちのメッカとなっている。

 和泉川の湧き水を生かした取り組みも進んでおり、緑地保全地区を核にしたホタルの里山づくり実行委員会が和泉川の水辺を整備し、昨年披露された。今もホタルの自生に向けて環境整備を進めている。

 防災への取り組みとしては他地区と同様に年2回のの防災訓練が軸。消火訓練以外にも防災用品のデモンストレーションなども行っている。そこでは簡易トイレ、家具転倒防止器具、ラジオなどの防災用品がどこで、いくらで購入できるのかを明記して展示。地域住民の備えに役立っている。また、急な心肺停止に対応できるようにAEDの設置場所と、その施設が開館している時間がわかる一覧表を地区内で配布するなど、高齢者が多く住む地区ならではの工夫を凝らす。

 藤代睦夫連合自治会長は「宮沢地区は自然に囲まれた素晴らしい場所。公共の施設がないので、今後みんなで集まれるようなコミュニティスペースを作ることができれば嬉しい」と話している。
 

地域住民が協力して草刈りを行う
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