瀬谷署管内で2月9日に行方不明になった男の子の捜索に貢献したとして県警本部刑事部鑑識課の警察犬2頭が2月22日、瀬谷警察署・遠藤修治署長より表彰を受けた。
行方不明事件が発生したのは2月9日の午後11時45分頃。10歳の男の子が家からいなくなったと瀬谷署に電話が入った。当直主任は深夜で寒さも厳しかったこと、事件の可能性も考えられたことから即、本部へ警察犬を要請。10日午前1時50分頃、2頭の警察犬が現場に到着した。男の子の臭いを嗅がせ捜索を始めてすぐ、家の敷地内に止まっていた車に犬たちが興味を示した。パートナーの警官が中を調べてみると横になっていた男の子を発見、無事保護された。
表彰されたのは県警本部鑑識課・東謙一郎警部補と警察犬マックス号(4歳オス)、同鑑識課・佐藤貴志巡査部長と警察犬ハナ号(3歳メス)。2頭は副賞として大好きなササミジャーキーを贈られ、大喜びの様子だった。
昨年は527件、警察犬が出動、発見できたのは約10件だった。最近は事件より行方不明者の捜索が多く約8割を占めるという。
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