下瀬谷中で陶芸教室 支援学級の生徒57人が参加
下瀬谷中学校で6月25日、区内の中学校個別支援学級を対象に陶芸教室が開かれた。合同学習会として2001年から10年以上続いている恒例行事で、区内5つの中学校から57人の生徒が参加。下瀬谷中学校元PTA役員を中心に結成された陶友会のメンバーが講師を務めた。「サンプルを作ってくれ、それを参考に生徒たちが取り組めた。陶友会の方々には毎年お世話になっている」と下瀬谷中学校の齊藤先生は話す。
生徒たちは毎年行っているだけあって陶芸の土にも抵抗がなく、お皿やコップなど思い思いのものを作り上げた。「個々の成長がわかるし、1人1人手をかけて面倒を見ることができる貴重な機会」と齊藤先生。前日は瀬谷さくら小学校と瀬谷第二小学校の支援学級を招いて陶芸教室が開かれ、下瀬谷中学校の支援学級9人の生徒たちが将来の後輩たちへ丁寧に指導した。
合同学習会は1年単位で行われ、陶芸教室が今年度1回目の取り組み。11月の宿泊学習や3年生を送る会など、学校の垣根を越えて交流を深めていくことが目的だという。今回生徒たちが作った作品は7月27日(土)〜31日(水)まで、せやまる・ふれあい館で展示される。
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