鶴峯山三佛寺(旭区本村町)で10月20日、「慰霊祭」と「刷毛(はけ)供養」が行われた。これは神表協横浜表装インテリア協会(中村孝志会長)が毎年実施しているもので、今年で40回目。東川島町にある「経師ひらいし」の先代主人・平石忠氏(故人)等の地元有志が中心となり、1973年に始まったと言われている。横浜と京都・南禅寺だけで行われている行事。
当日は、同協会に加盟する横浜市内と近隣の表具店や経師店等の組合員ら、33人が出席。歴代の職人達の名前が読み上げられる中、焼香を上げ慰霊した。また、刷毛には馬や鹿など動物の毛を使用することから、その供養としても焼香を実施。予定されていた刷毛の焚き上げは雨天のため中止されたが、参加者それぞれが先代職人や動物達の霊に感謝し、冥福を祈った。
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