大門小40周年 風船に夢乗せて 千葉から祝いの電話が
大門小学校(倉岡政美校長)で11月1日、創立40周年記念式典が開かれた。年間を通して周年行事を行ってきた集大成として、児童作詞による記念ソングの披露やメッセージを付けた風船飛ばしを行い、盛大に祝った。
創立記念日に行われた記念式典は2部構成で行われた。1部では、瀬谷小学校から独立して開校した頃の話や同校の歴史などについて、徳善寺(本郷)の尾崎正善住職から話があった。開校当時瀬谷小学校の6年生だった尾崎住職。瀬谷小に残り、1年生から5年生までが大門小へ移る姿を校舎から見つめていたという。
2部では児童が主体となり、40周年に合わせた○×クイズや人数集めゲームを行った。「昔は一面田んぼだったか」など、住職の話しからも問題が。その後、「思い出に残るものを」という実行委員会の提案から生まれた風船飛ばしを行った。1人ひとつずつ手に持ち、「40周年おめでとう」を掛け声に、クラスごとに決めたメッセージ付きの風船が一斉に大空へ飛び立っていった。遠くは東京湾を越え、千葉県の九十九里浜に面した長生村まで飛んだものも。風船を手にした各地からお祝いの電話や50通近い手紙が学校に届き、中には同じ「本郷」という地名の所に落ち、縁を感じたとのメッセージもあった。
最後には、児童主体で製作した記念ソングも披露。クラスごとに言葉を集め、児童がまとめて作ったもので、歌詞にある「大門 いいもん 楽しいもん」は倉岡校長のキャッチフレーズであり学校のテーマ。「この1年で児童にも定着してきた」と笑って話す。PTA会長の古木直人さんは、「子どもたちメインの式にしたかったので、無事成功してよかった。風船や記念ソングは感無量」と話した。
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