横浜球和会 4選手 アジア大会へ 区シルバーリーグに参加
台湾で11月1日と2日に行われる「第4回アジア還暦軟式野球大会」に、神奈川県選抜として瀬谷区の横浜球和会のメンバー4人が出場する。さらに区で55歳以上を対象に、9月から誕生した新リーグへの参戦を決めるなど、同会の活動は盛り上がりをみせている。
同会は、来年45周年を迎える軟式野球チームで、神奈川県還暦軟式野球連盟に所属し、日々の練習や交流試合などに汗を流してきた。
同会の選抜メンバーは、監督の沼田隆義さん(64)=人物風土記で紹介、連盟理事長を務める荒川隆さん(64)、少年野球チーム・南瀬谷ライオンズのコーチも務める新井賢司さん(63)、メンバー最年少の中村博さん(61)の4人。ほかには海老名や大和、川崎など、県内各チームから集まった合計21人で構成された同チームは、61歳から77歳までの選手が名を連ねている。
団長の西田隆さん(横浜みなと倶楽部)は、「良い選手が揃った。相手のレベルが全く分からないので、どんな試合になるか予想できないが、気合いは入っている。優勝できるよう、全員で頑張りたい」と意気込みを語った。
同大会は県選抜チームのほか、宮城県、石川県、福井県、岡山県、長崎県の5チームと、岡山県の古希選抜チーム、台湾から5チームが参加し、2日間かけて3チーム1組で試合を行うことになっている。
区シルバーリーグ始動
瀬谷区野球連盟は9月、55歳以上を対象としたシルバーリーグを試験的に立ち上げた。現在は同会含め4チームが参加し、総当たりで試合を行っている。
区内にはこれまで40歳以上が所属するチームが20チームあり、区民野球大会等にも参加してきたが、シニア世代の参加をより促進しようと、今回動き出した。本格的な活動は来年以降となる予定だ。
同連盟の運営副委員長を務める沼田さんは、「健康作りの一環として、60歳以上のシニア世代も体を動かす必要があると以前から構想はあったが、この秋からいよいよ動き出すことになった。シニア世代の受け皿になればと思う。まだまだチーム数は少ないので、ぜひ多くの人に参加してほしい」と話している。
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