瀬谷図書館(小嶋一夫館長)の開館30周年を記念し1月31日、瀬谷区役所大会議室で「横浜港の発展と瀬谷の人々」と題した講演会が行われた。
同館が募集をかけると、80人の定員は早い段階で埋まったといい、講演当日には区民らが熱心に耳を傾ける姿が見られた。
「横浜開港と交通の近代化」「幕末明治の国際市場と日本」等の著者で、横浜開港資料館の副館長を務める西川武臣氏を講師に、開港以来、生糸は重要な輸出品であったこと、当時の瀬谷には複数の製糸場があり、身近なところで大きな歴史の流れにつながっていたことなどが話された。
参加者からは、「瀬谷と他の地域とのつながりを知ることができて興味深かった」「当時の日本経済への貢献が分かった。面白かった」などの感想が述べられ、瀬谷の歴史への興味関心が湧いた様子だった。
同館では2月末まで、西川氏の著書を展示。担当者は「貸出もしているので、多くの方に読んでいただきたい」と呼びかけている。
なお、改修工事のため23日(月)まで臨時休館となる。
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