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人と関わり、幅広い経験を 県央福祉会
瀬谷区阿久和西の住宅街にある知的障がい者グループホーム「阿久和ドムス」で働く渡辺さん。新卒で入社し、一般就労支援に3年間携わった後、今年4月から現在の職場へ異動となった。「慣れないこともありますが、充実した環境で働けています」と笑顔で話す。
普段の仕事は、担当している利用者10人の生活のサポートが中心。昼間はそれぞれ作業所や企業などに出かけるため、一人残って食事作りや日用品の買い出し等を行う。「利用者の方とは家族のような近い距離感。話を聞く中で気持ちを引き出し、本人の意思を尊重しながら生活の場を支援しています」と渡辺さん。
介護福祉の道を志したのは小学校の頃。介護が必要な家族の姿を見ていたことがきっかけだった。その後大学で勉強するうち、高齢者介護以外にも興味を持ったといい、「障がい者支援や保育園など事業が多岐に渡り、多くの人と関わってさまざまな経験ができる」という理由で県央福祉会を選んだと渡辺さんは話す。
さらに仕事のやりがいについて、就労支援を例に挙げながら、「できる・できないを決めつけるのではなく、こちらは選択肢を示します。例えば、うまく言葉を伝えられない人であれば、ホワイトボードの使用を提案するなど。そうして試行錯誤しながら行ったサポートが就職につながったとき、達成感とやりがいを感じますね」と語った。
1982年の設立以来、「共生社会をめざす」「先駆的で開拓的な事業を展開する」という2つの理念のもと、県内各地で地域に根差した活動を広く展開してきた同会。現在の事業所数は103カ所に及ぶ。
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