三ツ境小学校で5月26日、4年生を対象にした瀬谷消防署職員による「お出かけ防災教室」が行われた。
これは、「次世代の地域防災の担い手の育成」を目的に同署が行う、幼年期から高齢期までの各ライフステージに応じた防災・減災の取り組みの一つ。同教室は、2008年から横浜市で実施している。
当日は、同署職員らが消防の仕事や役割などを説明。火や煙の怖さ、地震から身を守る方法などを学んだ。
さらに、通報や消火の手順を確認し、火災時の対処法を実際に体験する場面では、子どもたちから「煙はバニラのにおいがした」などの感想が聞かれた。
屋外では消防車両が展示され、普段見る機会のないホースなどを前に、子どもたちは興味津々といった表情で署員の説明に聞き入っていた。
同小の森田裕子校長は「安心して生活できるのは消防署の方たちのおかげ。私たちも、日頃から火事を起こさないよう、心がけていきましょう」と話した。
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