(一社)日本ガス協会が主催する「第9回ウィズガス全国親子クッキングコンテスト」の全国大会が1月24日、東京ガス新宿ショールーム=東京都新宿区=で開催。食材を無駄にしないことなどが評価され、瀬谷区宮沢の矢部操(みさお)さん・萌楓(もえか)さん(南瀬谷小6年)親子が審査委員特別賞に輝いた。
家庭での食の大切さや楽しさを伝えようと、同協会が毎年開催している同コンテスト。「わが家のおいしいごはん」をテーマに、各家庭自慢のメニューを親子で調理する。9回目となる今年は全国から過去最多の5万37組が応募し、地区大会を勝ち上がった14組の親子が全国大会に挑んだ。矢部さん親子は県大会で優勝、11月の関東中央地区大会で準優勝し全国大会へ出場、「エコへの配慮がある」などと評価され、見事、審査委員特別賞を受賞した。
家庭の味を生かし
矢部さん親子が同コンテストに挑むのは、今回が2回目。昨年は県大会で2位に入賞するも、全国大会出場はかなわなかった。今回のメニューは「愛情いっぱい!!三浦半島からの贈りもの」。母・操さんの実家の三浦市で両親が育てた無農薬野菜をふんだんに使用。葉、根、皮も無駄にしないのがこだわりだ。新鮮なマグロは刺身以外にも肉団子や煮魚など、形や味を変えて工夫。さらに、「祖母から母へと譲り受けた圧力鍋で作った煮豚を加えた」と操さん。家庭に伝わる味を取り入れ、全体的に旬を感じられるメニューに仕上げた。
萌楓さんは、「家で練習していたし、お母さんと一緒だったので、緊張せず楽しく料理することが出来ました」と話した。操さんも「特徴的な料理がたくさんある中、受賞できて嬉しい。練習する度にスムーズに作業できるようになり、娘の成長も見られた。応援してくれた家族にも感謝したい」と語った。
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