「夏の演劇ワークショップ」が8月18日と19日、瀬谷公会堂で行われ、区民らが汗を流して楽しんだ。
「心と頭と身体を楽しく動かそう」と企画されたこのワークショップは、演劇団体「坐・瀬谷」代表の山浦和男さんが中心となり、瀬谷区のいきいき区民活動支援事業として実施。昨年秋、公会堂で上演された「絹糸(いと)の記憶」の出演者からの要望もあり、実現した。
下は中学生、上は70代までの幅広い年代が参加。昼と夜20人ずつ2クラスに分かれ、基礎となる発声や、コミュニケーションをはかるゲームなどを体験した。名前を呼び合う鬼ごっこでは自然と笑い声が起こり、和気あいあいとした雰囲気で進められた。
演出家の森さゆ里さんは、「演劇では価値観を認め合うことが大事。強制的に失敗を笑い合える環境を作った」とし、心と身体を解放するというワークショップの意義に触れた。初めて参加したという成瀬昌子さんは、「普段やることのない動きが面白かった。脳トレにもなる」と楽しさを実感した様子。昨年同作に出演した飯島雄幸さんは、「地元で演劇を学べるのは貴重な機会。知らない方と一緒にやるのは新鮮で良いですね」と笑顔で感想を語った。
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