横浜市道路局による「平成28年度横浜市水辺愛護会表彰式・講演会」が10月28日、横浜市情報文化センターで行われ、瀬谷区内の5団体などが永年表彰を受賞した。
同局では、河川や水辺の施設の環境を保ち、快適に水辺に親しめるようにと、地域住民らとの協働事業として「横浜市水辺愛護会事業」を実施している。今回の表彰も同事業の一環。日頃から美化活動や地域コミュニティの活性化に携わる、市内の14団体が表彰された。瀬谷区からは、和泉川沿いを拠点に活動する「いきものたちの谷戸観察会」「寺ノ脇の水辺愛護会」「めがね橋の水辺愛護会」「広場の水辺愛護会」「遊水地の水辺愛護会」の5団体が永年表彰を受けた。
「いきものたちの谷戸観察会」は寺ノ脇の水辺を拠点に、生き物の生息地を担当。会員数15人。ホタルが飛ぶ環境の復活を目指し、草刈りやゴミ拾いなどを実施。同会では「この環境を引き続き守っていきたい」と話す。同じく同水辺を拠点にする「寺ノ脇の水辺愛護会」は現在24人が所属。同会によると川遊びをする子どもが増えたと言い、「安全に遊べるよう水際の管理には気を使っている」としている。
宮沢遊水地周辺で活動する団体は次の3つ。発足後、合同で活動している。最近は小学生が参加し、ゴミ拾いなどを手伝っているという。「めがね橋の水辺愛護会」は会員数15人。「広場の水辺愛護会」は29人で、清掃・除草を中心に活動。「遊水地の水辺愛護会」は17人が所属。「よりよい景観であるよう努めています」と同会は話す。
表彰式後は「奇跡の自然・小網代の森」と題した講演会が行われ、愛護会の会員らは知識を深める機会となった。
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