地域住民や商店、行政が一体となって企画・運営する「第9回 七夕灯篭(とうろう)祭り」が7月1日(土)と2日(日)に開かれる。灯篭930基が、三ツ境駅南口から長屋門公園、向原第二公園まで並び、街を幻想的に彩る。
個人や団体が垣根を越えて協力し、地域を盛り上げようと始まった催し。実行委員会には、長屋門公園運営委員会・三ツ境商店街・自治会・社会福祉協議会・ケアプラザ・瀬谷区役所支援チームなどが名を連ねる。東日本大震災の発災後は「復興祈願」を掲げ、昨年からは熊本地震の被災地支援にも取り組んでいる。
灯篭の基数は、祭りが始まった頃の3倍に増えた。阿久和北部のボランティアグループ「おやじの広場」の会員などが、蝋燭から一つ一つ手作りする。灯篭の側面には、子どものイラスト、義援金寄付者の名前、復興応援メッセージなどが描かれている。約600基は、駅南口から長屋門公園を経由して向原第二公園までの道路沿いに展示。残りは原中美術部が考案したレイアウトに基づき、向原第二公園に飾り付けられる。
点灯時間は、午後6時30分から9時(2日は6時45分〜)。雨天決行。
コンサートや流しも
両日はコンサートなどが周辺で行われる。長屋門公園では両日の午後7時から、打楽器ユニット「Tuk―Pak(ツク パク)」(1日)、サックスやギターのグループ「エ・ルショソ」(2日)が登場。南口近くでは小鼓奉納(1日午後7時〜)、越中おわら節の町流し(2日午後6時30分〜)が予定されている。また1日の午前10時から午後3時まで、長屋門公園を会場に「さとまつり」も実施。介助犬を知るアトラクションなどのほか、障がい者支援施設や住民による模擬店が並ぶ。
問い合わせは実行委員会事務局・清水さん【電話】045・364・7072。
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