認知症患者との関わり方について理解を深めようという地域向け講座が10月28日、阿久和東の軽費老人ホーム睦荘で開かれ、およそ50人が訪れた。
講座は、同ホームを運営する社会福祉法人朋友会が地域貢献事業の一環として、阿久和地域ケアプラザと協力して企画したもの。「きらめき認知症トレーナー協会」の水野重信さんと、同プラザ包括支援センター職員が講師を務めた。
水野さんは講座で、認知症の5〜6割を占めるアルツハイマー型について、適切な関わり合いが進行を緩やかにすると説明。患者は記憶障がいのなかで環境に適応しようと一生懸命考えているとして、身近な人が認知症になっても、「変わらないお付き合いを続けていくことが大切」などと説明した。
受講者からは「家にこもらず、人と接する機会を持つようにしたい」「よく笑い、積極的に行動したい」という声が挙がった。
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