演奏するメンバー
メンバー全員が瀬谷高校出身の同級生という若手ロックバンド「ＱｏＮ（クオン）」が今月10日、中屋敷地区センターでバレンタインに合わせてライブを開催。普段演奏しているライブハウスとは異なるステージで曲を披露し、ＭＣでは「愛する地元で演奏できて嬉しいです」などと観客に呼びかけた。
この「凱旋ライブ」は、瀬谷ゆかりの人にスポットを当てた行事を数多く開催する同センター（岩脇朋夫館長）の呼びかけによって実現。副館長の関口薫さんは「これから社会で活躍する若い人たちを応援したい」と企画の意図を説明する。
ＱｏＮはこの日、昨年発売のミニアルバムに収録された「Ｂｒａｎｄ Ｎｅｗ Ｄａｙｓ」や「Ｍｅｓｓａｇｅ」などを熱唱。アンコールで「Ｐｒｅｃｉｏｕｓ（プレシャス）」を披露すると、観客も高々と手拍子するなど、会場一体となって盛り上がっていた。曲の合間にはメンバーの自己紹介もあり、高校時代に三ツ境駅から学校まで通っていたことや、瀬谷駅近くの飲食店で食事した思い出を懐かしそうに振り返った。ボーカルの犬童一憲さんは終盤に「これからも瀬谷と関わり活動していきます」と力強く話した。
同センターのチラシを見て来場したという年配の女性は「娘が瀬谷高校の卒業生なので、（メンバーに）親しみを感じました。素敵な曲ばかりで、いつかライブハウスにも行ってみたいですね」とコメントした。
ファンとの交流も
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