毎年恒例の瀬谷区音楽祭(主催/瀬谷区音楽祭連絡会)が、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった。7月の開催予定だったが、出演者と来場者の安全が確保できない可能性があるとし、4月9日の臨時役員会で決定した。
昨年の開催で30回目の節目を迎えた同音楽祭。主催は区内の音楽団体のメンバーが中心となって結成した同連絡会(大神俊幸会長)。舞台照明や来場者の案内などは出演者らが分担して行い、準備から本番まで”手作り”が特徴のイベントだ。昨年は会員と一般合わせて約700人が出演し、600人の観客が来場していた。今年は「ソロ・邦楽・器楽アンサンブルの部」が7月4日、「合唱の部」が7月5日に瀬谷公会堂で開催予定だった。
出演募集も停止
大神会長によると、音楽祭が中止となったのは今回が初めてだという。臨時役員会が9日に行われ、来場者と出演者の安全が確保できない可能性があるため、中止に踏み切った。出演者の募集も停止しており、今後は瀬谷区役所や地区センターなどに中止のポスターを掲示し、周知していく考えだ。
大神会長は「今年は予想もしなかった事態となったが、瀬谷区の音楽は簡単に消えることはない」とし「来年の開催に向けて役員一同準備を進めていくので、楽しみに待っていてください」と呼び掛けている。問い合わせは大神会長【電話】045・301・4383(午後8時〜10時)。
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