阿久和地区に住む75歳以上の一人暮らしの高齢者を支援するボランティア団体「見守り配食グループ わっか」が10月の活動開始に向けボランティアを募集している。8月20日(木)には説明会を開く。
「見守り配食グループ わっか」は、阿久和北部と南部に住む75歳以上の一人暮らしの高齢者で、阿久和地域ケアプラザ地域包括支援センターが担当する要支援1・2の人を対象に、週1回の配食と見守り活動を行うボランティア組織。毎週木曜日に同ケアプラザを拠点とし、お弁当のメニュー考案や調理、利用者への配達を担う。
今年4月に発足し、6月から活動予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていた。代表を務める桐生優子さん(64)は「新型コロナでさらに家から出なくなった高齢者も多い。だからこそ、お弁当を届けて顔を見ながら会話をすることが重要。究極のお節介が福祉だと思うから」と思いを語る。
阿久和地区にはもともと配食サービスを行う団体があったが、担い手不足などが理由で昨年4月に活動終了。高齢者の見守りの機会がなくなったことや、元利用者から「来てほしい」といった声があり、昨年11月に阿久和見守り配食団体立ち上げ実行委員会を発足。同グループ立ち上げと活動開始に向けて準備を進めていた。
8月に説明会
同グループはボランティアを募集しており、8月20日に阿久和地域ケアプラザで説明会を開く。午前10時〜11時の部と、午後3時30分〜4時30分の部がある(受付は10分前から)。事前申し込み制で各回定員15人まで。室内履きと飲み物を持参。
桐生さんは「私たちのモットーは楽しいボランティア活動。地域の人たちと繋がりを持つ意味でも参加してもらえたら」と呼び掛ける。
問い合わせや申し込み先は同ケアプラザの斉藤さん【電話】045・365・9892。
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|