泉区のそうてつローゼン3店舗(いずみ中央・ひなた山・山手台)で相鉄グループ初となる「フードドライブ」が4月2日からスタートした。食品ロスなどの解決に向けた取り組み。
フードドライブとは、各家庭で使い切れない未使用食品を持ち寄り、それらをまとめてフードバンク団体や地域の福祉施設・団体などに寄贈する活動のこと。
相鉄グループの相鉄ホールディングス(株)=本社・西区=と相鉄ローゼン(株)=同=が、新たな社会貢献活動として始めた取り組み。食品の集荷・配送ルートの関係で、今回は泉区内のいずみ中央店(和泉中央南5の4の13)、ひなた山店(上飯田町4702の1)、山手台店(領家2の10の1)の3店舗で実施されることが決まった。
寄贈対象となるのは【1】賞味期限が明示され、残り2カ月以上あるもの【2】常温で保存できるもの【3】未開封のもの。特に米や麺類、カップ麺など主食になるものや、総菜の缶詰やレトルトカレーなどおかずになるもの、お菓子やベビーフードなどが喜ばれるという。
寄贈希望者は、実施店舗に設置されている専用ボックスに食品を入れるだけで参加できる。集まった食品は、県内の生協や市民団体からなるフードバンクかながわで管理。行政・社会福祉協議会の相談窓口や地域のフードバンクなどを通じて食料を必要とする人や、子ども食堂、母子支援施設等に届けられる。
社会問題解決の糸口に
相鉄ローゼン(株)経営管理部の中津川裕子さんは「食品ロス等、社会問題の解決に寄与することを目的とした取り組みなので出来るだけ継続していきたい」と力を込める。まずは3店舗でスタートし、店舗のスペースや運営状況によって今後、対象店舗を増やすかどうか検討していくという。
山手台店ではサービスカウンターの横に専用の食品回収ボックスを設置。副店長の山口光彦さんは「地域の皆様のご協力があってこその取り組み。ご家庭で使いきれない食品があれば、是非ご協力をお願いいたします」と呼びかけている。
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