瀬谷区がこのほど2021年度の区運営方針を発表した。新型コロナウイルス感染症の状況に対応しながら区政運営を進めていく考えだ。
運営方針は、各区の取り組みや事業の方向性を打ち出すもの。21年度の瀬谷区の基本目標は、昨年度から引き続き「幸せが実感できる瀬谷づくり〜思い出も 未来も共に この瀬谷で〜」。目標達成に向けて、「子ども・青少年の育成」「健康増進、福祉の充実」「安全・安心のまちづくり」「魅力の創出、区民協働の推進」の4テーマに基づき施策が展開される(詳細は左記)。
区政推進課によると、今年度は新型コロナの感染拡大を受けて、感染症やワクチン接種の対応を確実・迅速に進めていくという。加えて、「コロナ下でもできることを模索しながら事業を進めていきたい」としている。また、持続可能な社会に向けた環境行動の啓発や、各種手続きのデジタル化なども新たに盛り込まれた。
具体的な事業は、小学生を対象とした放課後の学習支援(全11校)、認知症の見守り強化、障がいへの理解を呼びかける出前講座、境川流域防災スピーカーの運用など。区内の花や緑を紹介するガイドマップの作成、定住促進に向けた取り組みも挙がっている。
同課の職員は「区民の皆さまが安心して生活を送ることができるように、刻々と変化する社会の状況に柔軟に対応しながら、区役所一丸となって区政を推進したいと思っています」と話している。
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