瀬谷区役所(植木八千代区長)と瀬谷警察署(村田秀之署長)は10月19日、区内の特殊詐欺対策に取り組むための協定を締結。区長室で締結式が開かれた。また、区は事務運用にあたり「瀬谷区迷惑電話防止機能を有する機器貸与事業実施要項」を制定した。
協定内容は70歳以上の高齢者がいる世帯を対象に迷惑電話防止機器を貸与し、使用を促すというもの。区は警察に同機器を提供し、警察が区民に貸与するという。今年度の貸与は30台を予定している。
今年1月から9月末までの特殊詐欺認知件数は21件で、被害額は約2940万円にのぼる。同署によると、昨年比で件数と被害額は減少傾向にあるものの、被害額は大きいと話す。
植木区長は「守ってきた区民の皆さまの大事な資産を狙うのは悪質。警察との連携をより強固にして、詐欺被害がなくなるよう願っている」と挨拶。村田署長は「今回の協定を心強く思っている。提供いただく迷惑電話防止機器が詐欺を防ぐための区民の武器になれば」と話した。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|