瀬谷区と泉区を拠点とする小学生バレーボールチーム「原クラブ」(碓井啓之総監督、大辻浩司監督)が11月27日に群馬県で開かれた関東小学生バレーボール大会で初優勝に輝いた。クラブ設立以来の快挙で、チーム一丸となって悲願達成した。
同大会には東京都や栃木県などから32チームが出場。新型コロナ対策に伴い4ブロック制で、4つの優勝チームを決める方式がとられた。
原クラブは山前南バレーボールクラブ(栃木県)との初戦を2対0で制すと、続く準決勝は八幡フレッシュ(群馬県)に2対1で勝利した。
決勝戦は、あみ桜輝バレーボールスポーツ少年団(茨城県)と対戦。第1セットは奪うも、第2セットはミスが目立ち1対1に。第3セットは6点先制されたが、キャプテンの櫻庭瑠衣さん(6年生)による連続サーブなどで逆転に成功。「ここが一番大事だと感じて思いっきり打ち込んだ」と櫻庭さん。そこからチーム全体が流れを掴み、接戦を制して初優勝を果たした。
目標掲げ邁進
小学生を対象に1975年に設立した原クラブ。小学3年生から6年生まで13人が所属し、瀬谷区や泉区の小学校体育館などで練習している。
大辻監督によると、選手から大会優勝のために日々の練習量を増やしたいなどの相談を受けたといい、「自分たちで高い目標を設定し、それに向かって一生懸命になって達成できたことが素晴らしい」と称えた。櫻庭さんは「目標達成ができて嬉しい。次の大会でも優勝したい」と力強く意気込んだ。
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