阿久和東の軽費老人ホーム睦荘(相原友宏施設長)が6月21日、火災を想定した防災訓練を実施。コロナ禍でここ2年は本格的な訓練を開催できていなかったが、この日は阿久和消防出張所の職員を招き、火災発生時の初期対応を学んだ。
高齢者50人が暮らす同施設。訓練は、夜間に建物1階の倉庫から出火したという想定。職員は初期消火を実施した後、ベランダや庭に避難している入居者の安否を確認していった。
同出張所の佐野隆一所長は講評で、出火場所に合わせた安全な避難経路を考えるようアドバイスするとともに、全国で地震が多発している状況を踏まえ、「地震発生時に火災が起こるシミュレーションもしてもらえれば」と呼びかけた。相原施設長は「今後は、火災想定を事前に知らせないブラインド型の訓練にも取り組みたい」と意欲を見せていた。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|