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鶴見区版 公開:2014年7月17日 エリアトップへ

鶴見区工業会新会長に就任した 寺嶋之朗(ゆきお)さん プリンス電機(株)代表取締役社長 64歳

公開:2014年7月17日

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親しみあふれるリーダー

 ○…区内を中心に製造業などの経営者から構成される鶴見区工業会。同会では会員間での情報共有や共通の課題解決、社会貢献活動などを行っている。5月に会長に就任して以降は、工業会内での会合や、地域の行事などに参加してきた。「会長になった特別な実感はないな」と笑い、新たな肩書に力む様子はない。「リーダーシップをどうとっていくか、これから勉強させてもらいたい」と謙虚な姿勢を見せる。

 ○…東京生まれ東京育ち。大学卒業後は三菱電機に入社し、営業職を務めていた。しかし、30代半ばに転機が訪れる。プリンス電機(株)の創業者である父から、当時人材を求めていた同社への入社を提案された。「『しょうがないか』というのが本音でしたね」と苦笑いする。同社は、スーパーの食品売り場や商業施設などの照明メーカー。中でもコンビニの冷凍冷蔵ショーケース照明などでは、大きなシェアを占める。「私たちが市場を開拓してきた分野もある。時代のニーズに合った商品を作り続けていきたい」と誇らしく語る。

 ○…「社員にはあまりNOとは言わない」。アイデアを積極的に募集するなど、社内は自由な気風。営業職を経験していたこともあり、人とのコミュニケーションが好き。時折冗談をはさみながら、ほころぶ笑顔が相手を和ませる。酒好きでもあり、鶴見でよく行くお店は、鶴見駅西口の「スナックみほ」。カラオケで学生時代にグリークラブで鍛えた歌声を披露することもあるという。

 ○…工業会は、昨年30周年を迎えた。工場の県外・海外移転などを背景に、会員数は減少している。会員の増加と地域密着の活動は、工業会の発展に不可欠だと考えている。「歴史を引き継ぎながら、変えるところは変え、若い力を積極的に取り入れる。会員で地域ごとの問題を話し合うなど、より地元に根差した活動に、さらに力を入れていきたい」

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