実行委員長として、(公社)鶴見法人会青年部会の一大イベントを取りまとめた 町 真治さん 北寺尾在住 45歳
「恵みの仲間」とともに
○…クイズや体験を通し税を学ぶ小学生向けの人気企画「トレジャーハンティングinつるみ」。実行委員長は部会長らの任命制。昨年11月ごろに指名を受け、1年間、本番に向け奔走した。企画に関わってから5回目での大役。当初は断ったが、「チャンスはなかなかない」と覚悟を決めて臨んだ。初めて使用する会場、過去のノウハウにない部分も多かった今回。「今年も子どもたちの笑顔が見られた。それが何より」。達成感100%だ。
○…内装工事会社に18年勤め、その後独立。「小さな零細企業だよ」というが、この10月で8年が経った。法人会は入会して6年目。トレハンには入会後すぐ参加し、初回からコース責任者を任された。「知人がいて、いきなり頼まれた」と笑うが、その密な人づきあいが法人会の良いところ。生まれ育った鶴見で、同じように経営者として頑張る仲間がいる。「どれだけ人に恵まれるかは大事。何かあれば相談できたり、会の存在は大きい。入ってよかった」
○…最近の流行は商店街巡り。妻と3人きょうだいの末っ子を連れて歩くのが息抜きだ。「実は今年結婚25年で銀婚式」。照れ笑いを浮かべる。実行委員長となった今年は、細かな話し合いにも顔を出し、家を空けることも多かった。法人会の活動はボランティアのため、集まりは仕事後の夜がほとんど。「飲み過ぎるなとか言われるけど、妻の理解があってこそ」。積み上げた絆を感じさせる。
○…みんなで意見を出し合い、集約して作り上げた10回目のトレハン。一つのものを作り上げる苦労や大変さが身に染みた。「まとめるのが大変で時間はかかったが、形になった。感無量」。交流会などで他地区の法人会の話を聞くと、これほどの規模のイベントはほとんどない。良い企画だと実感がわく。「次年度の開催は、現時点ではわからないけど、今回の反省を生かせるように、次回は相談役かな」。そう笑った。
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