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鶴見区 人物風土記

公開日:2017.11.02

ともにつくる会・かながわの共同代表
青島 正晴さん
東寺尾在住 62歳

「教育を変えたい」



 ○…横浜の教育に提言をする市民団体「ともにつくる会・かながわ」を7月に立ち上げた。教育委員会の定例会を傍聴するなど、知識を深めながら、このほど地域住民を招いたタウンミーティングを初めて開いた。「普段、学校と保護者の間でこういったやりとりができる場が少ない。重要な機会になると感じた。もっと自分や子どもの暮らしをチェックして考えてほしい」



 〇…静岡県出身。中学生時代の先生に憧れ、小学校の教職を取得。「一緒によく遊んでくれたし、子どもの目線に近い、身近な先生だった」。1981年から生麦小学校で新任として活躍。今年の3月に退職するまで区内6つの小学校を経験。子どもたちの誕生日にギターでバースデーソングをプレゼントする陽気な教師だった。「へたくそだけど何か心に残ってくれたら」。転機は、学級で不登校者が出る中、自身の子どもも不登校になったこと。「若い頃は無理やり来させようとしていた。いい先生のつもりでいただけで、子どもを追い詰めてしまっていた」。それからは「教育とは何か」を深く考えるように。「不登校になると多くの人が『レールを外した』と思う。そんなことはない。その気になればいくらでも時間は取り戻せる」



 〇…趣味はギター。「へたくそだけど」と念を押す。音楽の授業ではCDでなく、自分のギターを披露。サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」を中学生の時に聞いてから、ロックの世界にどっぷりと浸かった。「若い頃はバンドも組んでいた」と照れ臭そうに笑う。



 〇…近年、子どもの数は減っているが、不登校の数は増えているという。「子どもの立場に立って考えることが大切。でも、みんな忙しい中、一生懸命やっているからね」。職員の増加による教育の質の向上も検討する。「学校が自分らしさをもっと発揮できる場になればいい」。全ては未来を担う子どもたちのため。今日も全力だ。

 

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