神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年2月1日 エリアトップへ

仲間とともに区制90周年記念チャリティー社交ダンスパーティーを企画する 山田 三夫さん 岸谷在住 69歳

公開:2018年2月1日

  • LINE
  • hatena

「発祥」の誇り届ける愛好家

 ○…「鶴見が社交ダンス発祥の地と知ったときは感動があった」。花月園遊園地で開業したダンスホールが、民間として日本初のものだと知ったのは数年前。「地元の愛好家としてもっとPRしたい」。昨年のまちの新年会で、鶴見区の職員に発祥地なんだと声をかけ、90周年で何かやりたいと話した。「面白い」という返答を受け、実現に向けて走り出した。「雑談から出た話だったけど、みんなに協力してもらって」。仲間たちと実行委員会を作った。3月3日、サルビアホールでの本番に向け、責任者として準備に奔走する。

 〇…社交ダンス歴は10年。「まだまだようやくというところ」と照れ笑いする。きっかけは、代表を務める自身の店舗に訪れた姿勢の良い女性との出会い。「思わず聞いたら、社交ダンスをやっているのって」。その場で誘われ、社交辞令的に返した「やりたい」という答え。今では「生涯のスポーツ」にまでなった。「できなくても楽しい。半年ごとに検定を受けて、合格すると嬉しくて」。のめり込んだ様子を笑顔で振り返る。

 〇…大正8年創業の老舗・潮田薬局の代表取締役。定休日以外はほぼ毎日店に立っている。ケアマネジャーの資格も持ち、10人ほどの介護保険利用者を担当。自治会では民生委員も務めるなど、多忙な毎日。若いころからゴルフにテニスと色々趣味にした。早くに妻を亡くしたあとも、「閉じこもっていたらダメだよ」と、知人の誘いで重量挙げに挑戦したこともある。それらを超えたのが社交ダンスだ。「息抜きだよ」と笑う。

 〇…「95歳でもハイヒールをはいて、背筋をピンとして踊れるんですよ」。礼儀や立ち居振る舞い、体力維持など、語る目の輝きから、社交ダンスの魅力が伝わる。「毎年何らかの形で企画していきたい。100周年のときには大きくしてさ」。夢へのステップは始まったばかり。発祥の地である誇りを胸に、その楽しさを踊り伝えてゆく。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook