潮田中央地区連合会の会長で、健康フェスタ開催の中心となってまとめる 山内 秀行さん 潮田町在住 65歳
大好きな地域とともに
○…多世代交流を目的として、初めて開催される「うしおだ健康フェスタ」。その町での人脈を使って、開催までの道筋を作ってきた。「しっかり予算があるわけではないから、地域でできることを募って、できるものを集めた手作りの企画。高齢者が外に出るきっかけになればいい」
○…生まれも育ちも鶴見。豊岡小に通い、總持寺にあった池で遊び回り、木刀を持った警備のおじさんに追いかけられた。プラモデルいじりが好きで、もともと手先は器用。専門学校で経営や電気について学びながら、父が創業した電業社に入社。仕事に励みながらも、25歳から消防団に入団。「当時の町内会長に誘われて、半ば無理やりね」と笑うが、10年続けた。「今はできないけど、当時は練習終わりの一杯が楽しみで」とにやり。「地域で知り合いが増えることが嬉しかったし、楽しかった」。その後も青少年指導員として活動。店をたたんだ今でも、防犯灯が壊れた、器具を取り換えたいなど、近隣から依頼があれば飛んでいくお助け屋さんとして活躍。ずっと地域とともに歩んできた。
○…趣味はサーフィン。幼い頃は潮田公園のプールに毎日入り、中高は水泳部。18歳から波に乗り始めた。「自然相手だから、常に変わるし、考えなくてはならない。上手く乗れた時の爽快感といったらないよ」。お酒も好きで、向井町の中村屋で立ち飲みが日課。「下町感がたまらないね」
○…町内会役員の高齢化を懸念し、もっと若い人にも関心を持ってほしいと感じている。「今の若い人は共働きも多いから、なかなか参加が難しいかもしれないが、簡単な所からでいい。いざという時に頼りになるのが地域のつながり」。自身の経験を活かしながら、町をより良くするきっかけづくりのために奔走していく。
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