鶴見区版 掲載号:2020年6月11日号 エリアトップへ

鶴見消防署の第48代署長として指揮を執る 下枝 昌司さん 泉区在住 58歳

掲載号:2020年6月11日号

  • LINE
  • hatena

ただ、ひたむきに守る

 ○…計294人、市内最多の職員を抱える鶴見消防署。実は入局後、最初の配属が鶴見だった。今春、その先頭に立った。「まさか、こんな大きな署を任されるとは。身が引き締まる」。初の署長職。「助けに行く人に何かあってはいけない」。区民はもちろん、職員の安全も守る立場。「懐かしく帰ってきた感じ」。縁ある場所での重責。柔和な表情の奥に、覚悟と決意がのぞく。

 ○…市立東高校出身。入局は1981年。「仲間が消防を受験するというから。そんな理由だった」と笑う。配属された末吉出張所。救助隊員として出動した最初の現場が、「何となく」だった心を砕いた。鶴見川に転落した男性の救助。先輩が引き揚げたときには手遅れだった。生死に直面する仕事。記憶に刻まれた。「今も怖い。でも人の役に立つ」。その思いで、ひた走ってきた消防の道。長く警防畑の職務に励み、職員が働きやすい環境を整えてきた。

 ○…その土地にある雰囲気を感じ、見聞きするのが好き。お気に入りは京都や山梨県の勝沼。妻と2匹の犬とともに行く、ワイナリー巡り。「車なので、妻がテイスティングして、家に帰ってからゆっくり」。ただ、それもコロナで自粛中。「もう少し先の楽しみですね」とほほ笑む。

 ○…「派手なことが得意じゃなくて」。これまでの裏方から一転、前面に出ることが多いと、緊張感をにじませる。就任後、職員には「地道にやっていれば、きっと誰かが見てくれる」。そんな言葉をかけた。重要だとする区民からの信頼獲得。ひたむきな努力で得ていくつもりだ。「緊急事態宣言もあって、地域の方にあいさつもできていない」。改めて切るスタート。山積する新たな課題。一つずつ着実に、乗り越えていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

横溝 常之さん

宝泉寺の住職を務める

横溝 常之さん

菅沢町在住 53歳

10月14日号

相澤 竜太さん

鶴見中央のダンススタジオWAAAPSの代表を務める

相澤 竜太さん

佃野町在住 36歳

10月7日号

高山 智恵子さん

馬場花木園・旧藤本家住宅の館長を務める

高山 智恵子さん

馬場在勤 65歳

9月30日号

新堀 望さん

横濱つるみきもの倶楽部の代表として奔走する

新堀 望さん

佃野町在住 49歳

9月23日号

藤間 勘淑翠さん(本名:横田和子)

鶴見邦楽連盟の会長として日本の伝統芸能を広める

藤間 勘淑翠さん(本名:横田和子)

佃野町在住 77歳

9月16日号

小峯 宏秋さん

ふるさと寺尾実行委員会の代表として奔走する

小峯 宏秋さん

東寺尾在住 54歳

9月9日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月14日0:00更新

  • 9月16日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    6月16日13:21更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook