横濱つるみきもの倶楽部の代表として奔走する 新堀 望さん 佃野町在住 49歳
着物で地域を明るく照らす
○…「一日の終わりに明るい気分でいたいから何事も楽しくがモット―です」。初対面でも気さくに、楽しそうに話す姿が印象的だ。昨年鶴見在住の3人で立ち上げた横濱つるみきもの倶楽部。「偶然同じスクールにいた3人だけど、もう阿吽の呼吸」と笑う。「周りの人に恵まれた。これまでの経験や教えてもらったことを活かして地域に還元できれば」
○…新潟県出身。結婚して鶴見にきて20年弱。子どもの行事などの際は母に持たされていた着物類をやっつけで着ていた。「もっと楽に、綺麗に着られれば」。着付けスクールに通うように。「自分が楽に着られればと思っていたけど、本格的に人に着付ける教室で」。熱中している間に出会いもあり、倶楽部を設立。「着物をいいなと思っている人が気軽に着られるようになれば」。月一回、国際交流ラウンジで外国人への着付けを行うほか、着物に親しんでもらうための企画を実施。「帰国前最後、良い思い出になった」との言葉が印象に残る。「着付けるとみんな表情がぱっと明るくなって。毎回自分が癒されています」
○…お酒が大好きで夫と晩酌を楽しむ。ヨガ、コーヒーなど趣味の幅は広い。「いつも忙しそうって言われます。好きなことがたくさんあるって幸せだなって」。娘に着付けることあり「モデル嫌いじゃないみたいでよかった」と笑う。
○…今後企画しているのは”大人のひなまつり”。「経済的にだったり、タイミングが合わず振袖を着られなかった人って結構いる。そんな人に楽しんでほしい」。子どもたち向けには七五三企画や学校の茶道部での活動なども検討中。「やりたいことはいっぱい。身体が足りない」。常に好奇心を持ちながら地域のために奔走する。
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