神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2014年9月18日 エリアトップへ

鶴見警察署の新署長に着任した 石川光美(みつよし)さん 鶴見中央在住 56歳

公開:2014年9月18日

  • LINE
  • hatena

皆で明るい鶴見に

 ○…28年ぶりに鶴見署に戻ってきた。20代の頃、初めて鶴見署に勤務し地域課などを担当していた。「こうしてまた鶴見で勤められるのは、何か縁があるからなのだろう」と嬉しそうに話す。着任の挨拶では3つのことを掲げたという。それは、第一に署内の風通しを良くすること、第二に区民の目線で仕事をすること、そしてそれぞれの立場でそれぞれのやるべきことをやること。署員たちの心を束ね、ひとつでも区内から事件や事故を減らそうと意気込んでいる。

 ○…中学生のころの経験が、今の道に進む一つの契機となった。「留守のはずの隣家から怪しい物音が聞こえて、家族と110番を呼んで警察に調べてもらった。結局、特に変わったところはなかったのだけれど」。被害がなかったことがわかると、「たいしたことでもなかったのに、大騒ぎしてしまった。余計なことをした」と反省した。すると、一人の警察官から、意外な言葉をかけられた。「『いいんだよ』と。地域で見守る目を持つのは犯罪を防ぐためには大事なのだと教えてくれた。警察官ってすごいなと思った」

 ○…熱心な読書家だ。「固いものからやわらかいものまで、年間100冊以上は読んでいる」。酒好きでもある。「毎日欠かさない。夏でも冬でもいいちこのお湯割り。家での一杯がくつろぎの時間」と笑う。

 ○…鶴見署管内の犯罪の中でも憂慮しているのは特殊詐欺被害。「急増している。何とか減らさなければ」。そのためには、警察の力だけでは不十分だと明言する。「ボランティアなどで協力してくれている地域の人たちとの連携が必要。みんなで鶴見を良くしていこうという気持ちでこれからやっていきたい」。定年までは残すところあと4年となった。「やっと一人前になってきたかなと思うようになった。残りの時間は後輩に自分がやってきたことを教え、警察にも恩返しをしていきたい」

鶴見区版の人物風土記最新6

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

5月2日

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook