神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2019年4月25日 エリアトップへ

4月1日に入船公園の所長に就任した 菅野 光喜さん 弁天町在勤 59歳

公開:2019年4月25日

  • LINE
  • hatena

「楽しい」がいちばん

 ○…「そんな柄じゃないし、俺じゃないだろって笑っちゃったよ」。ユニークなイベントを企画し続けている入船公園。所長に就任しての感想をそう語るが、考えはしっかりある。職員にまず伝えたのは「笑顔でステージに立つ」こと。「公園はスタッフが演じる場所。パフォーマンス全て見られている。最大限もてなして楽しんで帰ってほしい」と真剣な眼差し。「今ハゲてる奴が何言ってんだって思ったでしょ」。面白おかしく、場を盛り上げる。

 ○…福島の山の中で育った。「クマが兄貴でウサギが妹だった」。高校卒業後、自動車の工場に勤務。40前半で実家の農家に戻り、果物を栽培。10年が経った頃、起こった東日本大震災。「いちごが1パック20円でしか売れなくなり、どうしようもなくなった」。働き口を探し、縁あって三浦スポーツ公園で公園管理の仕事を開始。接客業は初めて。自分にできるのかと感じていた。「今まではいちごに話しかけていたけど反応がなかった。それが、お客さんだと反応してくれるから嬉しくて。向いてるって思った」

 ○…毎日公園に来て発する第一声は「今日何して遊ぶ」だ。「嫌々会社に来てほしくない」。職員一人ひとりに気を配り、意見を吸い上げ、自発的に仕事ができる環境を作る。「神経質なところもあるのかも」。特徴を明るい職場作りに生かす。お酒もたしなみ、「人と腹割って話せるのも好き。自宅で一人酒して眠りに入るのも幸せ」とにやり。

 ○…「日本一の公園にしたい」。そのために大切にするのはお客さんの生の声。どんぐりポストやどんと焼きなど、これまでの企画も実際にお客さんの要望に応えたもの。「去年と違うと、来年はもっと期待してもらえる。それが嬉しい」。最上級の楽しいを求め、新しい公園を作り上げていく。

鶴見区版の人物風土記最新6

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

5月2日

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook