海老名版 掲載号:2017年11月10日号
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「第17回全国障害者スポーツ大会」の卓球競技で優勝した奥村 志津子さん上郷在住 68歳

日常の生活に感謝を

 ○…左足は運動、右足は感覚機能に障がいがある。連続する台風の影響で気圧の変化から、大会前は足が全く動かず練習も出来ないという緊急事態にも悩まされた。不安を抱えながらも「これまでやってきたことを全力でやるしかない」と気持ちを180度切り替え、5年ぶり2回目の全国大会に挑戦。本番では作戦が功を奏し、ストレート勝ちで連勝。相手を寄せ付けない強さを発揮した。

 ○…20年ほど前、ゴミ出しの際に転んで左腕を骨折。次第に足にもしびれを感じはじめ、寝る・歩くといった普段の生活すらままならない状況に陥った。検査の結果、胸椎に腫瘍が見つかり手術を受けたが、両足に障がいが残った。陽気な性格で子どもの習い事などにも積極的に参加する外交的な性格だったが、退院後は人と話すのも億劫になり「外出するのが怖かった。買い物に行くのも少し遠い場所に行っていましたね」と当時を振り返る。親しい友人の誘いもあり、リハビリの一環として選んだのが卓球と水泳。続けていくうちに、ピクリともしなかった左足が徐々に動くようになり、同時に笑顔が増え、心も開放的になってきたという。

 ○…根っからの負けず嫌い。始めた水泳では5年で大会に出場し、賞を獲得。卓球も最初は勝てなかったが、その悔しさをバネに練習に取り組み、今では出場する大会では全てメダルを奪取するまでの実力を身に付けた。今大会に向けては、天候が悪化する前までは、週4回の特訓に励み、徹底的に腕を磨きあげていた。

 ○…障がい者になってから周囲の人が手伝ってくれる機会がこれまでよりも多くなった。改めて、支えられている実感が強くなったという。「相手には『ありがとう』と言葉で感謝を伝えることが大切ですね。皆を笑顔に出来る金メダルは恩返しの意味もこもっていたので負けられない大会だったんです」と安堵の表情を浮かべる。

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