神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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海老名市少林寺拳法協会の創始者 市川 孝明さん 国分北在住 64歳

公開:2011年7月22日

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じっくりと、まっすぐに

 ○…海老名市少林寺拳法協会を設立して25年。はじめは職場の中ではじめたサークルの集まりだったが、今では市内の高校でも全国大会出場常連校になるほど、この地に少林寺拳法の地盤を築いた。開祖の教えである「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」の心を持って、長い世代に渡って継承し続けている。「自分だけがじゃなくて。みんなが幸せになってもらわないと、人生は楽しくないよね」

 ○…26歳の時に運動不足を理由に、会社の同僚たちと様々な武道を探し回り、出会ったのが少林寺拳法だった。学べば学ぶほど、開祖の教えに感銘を受けた。大会のほかにも、地域の祭りや高齢者施設で演武の披露やボランティア活動を続けた結果、多くの人とのつながりが出来た。「街でよく話しかけられるんだけど、名前が思い出せなくて、いつも謝ってるんだよ」と頭を掻く。

 ○…育ちは東京。町工場で生産指導の仕事をしていた厳格な父に育てられた。「後で訂正するならやるな」と、筋が通らないことと嘘をつくことを許さない父親だった。「ゲンコツが飛んできたのも忘れないけど、自分が悪かったことも忘れないね。ヤンチャ坊主だったなあ」と思い出し笑い。少林寺漬けの毎日の中で、海老名が「ほっと」できる街になってほしいと願う「ほっとステーションえびな」でも理事を務め、月2回海老名駅周辺のパトロールをする。「自分の住んでいる地域は自分たちで守らないといけないよ」と胸を張る。

 ○…稽古中は子どもに手をあげることもある。そこには必ず愛情を持って叱り、間違っていることを理解してもらう。これからを担っていく子どもたちの「今」を大事にし、その「先」の必要なことを伝えていく。「石の上にも3年と言われているけれども、ぼくの場合は10年だね」。急な発展ではなく、伝統の重要性をしっかりと次世代に伝えていく。
 

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