facebook上で「チーム神奈川」(神奈川を元気にする会)を立ち上げた 小川 智之さん 河原口在勤 53歳
世界をスマイルに
○…「地元を元気にしたい」。発想は単純明快。facebookで「神奈川を元気にする会」を立ち上げるやいなや、人が人を呼び、芸術展示会から講演会、まちの新情報など、みんなが共有できる場になっている。「地元が盛り上がれば、神奈川が盛り上がり、関東、日本、世界と順々に幸せになっていきますよね。そんな世の中になればいいなと思っています」と頬がクッと上がる笑みが印象に残る。
○…海外の友人から「日本はパラダイス。子どもが街で死んでいない」。ある国では道端でそういった状況も珍しくない。しかし、日本の自殺者は年間3万人もいる。「自分の才能がわかれば、こんなことにならないはず」と嘆く。両親、祖父母・・・平安時代まで辿れば、10億5千人が自身のDNAの中に眠っている。もちろん遡ればさらに続く。「人に生まれたって時点でとんでもない才能が自分に眠っているんだよ」。目を輝かせながら持論を説く。
○…「ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けないように、人は人によって磨かれるんですよ」。自身が面白そうだと思えば、どんな人のところでも飛び込んでいく。「たくさんの人が色んなタイプの人に出会って、縁を育みながら自身の才能に気付いてもらえたら」と出会いの場を提供する活動をしている。
○…18歳で就職した先は、「憧れの白バイに乗りたい」と神奈川県警へ。目が悪いという理由で白バイに乗れないことを知ると即退職。とりあえず働こうと、松下電工に入社。社員に対する待遇は申し分なし。しかし、面白味を感じないと退職。「運は良いんだけど、ダメダメ人間でした」と笑い飛ばす。夜中に練習する美容師の姿が目の前に写ったのをきっかけに美容師の道へ。現在は美容室だけでなく、訓練学校、カフェの経営者になるほどに。「目の前のこと・人に対して一生懸命を続けていれば良い。そこからは縁が育んでくれるから」といつでも楽しそうだ。
|
|
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>