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東日本大震災の被災地で復興の花火をあげる「十三浜に花火を上げる会」の会長 奥村 将さん 中央在住 45歳

公開:2014年5月23日

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江戸っ子気質ここにあり

 ○…宮城県石巻市北上町十三浜という漁村で津波により40人の尊い命が奪われた。昨年8月、この場所で「追悼の花火」を上げた。打ち上がる花火を眺めながら、手を合わせる高齢者や雄叫びを上げる青年たち、はしゃぐ子どもたちなどの思いを受け、自身も感動のあまり大泣き。「あのときの思いは忘れることはできないね。勢いのあまり、来年もやります!!って宣言してきちゃったよ」

 ○…野球に明け暮れた小学生時代には、運動神経の良さに加え、身長170cmを超える体格にも恵まれ、ホームランを量産。地域紙からの取材を受けたりと人気者の座をほしいままにしていた。坊主にするのが嫌だったという理由から中学はサッカー部へ。何をやってもスポーツマンはここでも活躍。高校時代には名門ラグビーへ入部し、花園で日本一にも輝いた。「当時の仲間は今でも大切な仲間だよね」と目尻にしわを寄せる。

 ○…現在は中央にある飲食店のオーナーを務める。大学時代は朝から晩までアルバイトに明け暮れ、飲食店の醍醐味を実感。大学生でありながら利用者には「店長」の愛称で親しまれ、導き出した答えが独立。25歳の若さで現在の場所で事業を興した。「アルバイトに一生懸命になりすぎて、大学は7年も通っちゃったけど」と表情を緩める。『店は人と人とがつながる場所』開店当初から想いは変わらない。「料理に妥協しないのはもちろんのこと。暗い顔で入ってきたお客様を笑顔になって帰ってもらうのがウチの店の仕事ですね」

 ○…幼少時代、仲間がやられているのが見ていられなくて喧嘩もした。家に帰ると父が一言「勝ったのか、負けたのか」。浅草出身の江戸っ子の父に育てられたこともあり、仲間想いは人一倍。「何か困ったときに助けてくれるのは”人”しかいない。積極的に手を差し伸べて何かの役に立てれば」。粋な性格はしっかりと受け継がれている。

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