記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 8月26日0:00更新
真鶴町長選まであと半月。前回同様、宇賀一章氏(現)と青木健氏(前)の一騎打ちの公算だ。先の会見で宇賀氏はこの4年で開拓した事業の進展を訴え、青木氏は中学給食の実施や医療費補助拡大などを打ち出した。論点は多岐にわたるが、中でも現職が前回公約した「景気倍増計画」について、町民がどう評価するのかが注目されている。
余談だが今回の選挙費用は約421万円という。選挙を機に大勢が町の将来に思いをはせ「私はこう思う」「明日からこうしよう」と、何か小さなキックオフにでもつながれば安い額だ。
15年後、真鶴の人口は6千人を割り込む。その頃は商店街の風景も祭りの賑わいも変わっているかもしれない。お二方からの説得力のある将来ビジョンが待ち遠しい。単なる人気投票に終わらぬ事を願う。 (A)