音楽イベントを企画・運営するボランティア団体「SMPE」の代表 三町(みまち)宣雅(のぶまさ)さん 大谷南在住 44歳
無理せず出来ることを
○…「学生と大人が音楽を通して交流することで海老名を盛り上げたい」「自分が教わってきた経験を若い世代に伝えたい」との思いからSMPE(サプリング・ミュージック・パーク・エビナ)を起ち上げた。「自分に何ができるか」を悩んでいた時、恩師に背中を押され決意。小学校からの友人をはじめ交流のあった地元の高校生や卒業生らに声をかけ集まった16人で実行委員会を結成。4月の初イベントは予想以上の反響を呼んだ。「出来ることをやる。無理しても続かないので」
○…音楽との関わりは高校時代のバンド活動が原点。「青春でした」と語る通り「TMネットワーク」に影響を受けキーボードを購入。「ホットウェーブフェスティバル」にも応募するなど高校3年間、バンド活動に没頭した。また学校内でライブイベントを企画するなど当時からバイタリティ旺盛で企画力にも長けていた。裏方の活動は校内にとどまらず、市内で開催される若者向けのイベントにも携わり、多くの貴重な体験を得た。「皆で作り上げたものが実現できた時の達成感は何とも言えない。それを若い子にも伝えたい」
○…家庭では妻と3人の娘に恵まれた。高2の長女はベースで中2の次女はギター、小3の末娘はピアノ、妻はクラシックギター経験があるという音楽家族。自身も最近はベースに夢中だ。「いつか家族でセッションできたらいいですね」
○…次の目標はホットウェーブフェスティバルの海老名版ともいうべき海老名発の音楽コンテストの開催。「若い世代の音楽レベルの底上げになれば」。熱い思いがとめどなく溢れる。さらに大きな夢は、海老名の街を1日、音楽や芸術で溢れさせるイベントの開催だ。「市民主導で行政と一緒に開催すれば街はもっと活性化する。実は、もう同志探しを始めています」。楽しそうに話す姿はきっと誰もが引き込まれるに違いない。「自分が楽しめなければ人を楽しませられませんよ」
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