海老名版 掲載号:2013年3月8日号
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「自分にできること」を見つけ被災地支援を続けている 前田(まえだ)至朗(しろう)さん 中野在住 43歳

控えめだが頼れる存在

 ○…東日本大震災からまもなく2年―。「復興支援」をうたった催しは日を追うごとに少なくなったが個人レベルではまだまだ支援の輪は途切れていない。「僕なんか大したことしてないですよ。お隣のお手伝いをしているだけですから」と謙遜する。震災直後から隣人が支援物資を集める活動を開始したことがきっかけとなり「少しでも役に立てば」と物資を詰めるために必要な大量の段ボールを調達したり、新品の衣類を調達したり「できること」をやってきた。

 ○…震災直後、隣人の施術院にたくさんの物資が届く光景を目の当たりにし思わず体が動いた。荷物の積み込みや物資の仕分け作業など決して日の目を見る活動ではないが、「できることをやる」というどこまでも控えめなスタンスが周りに頼られるゆえん。支援物資の配送料を自己負担し、現地に「お金を落として欲しい」と被災地を訪れる隣人に金銭を託すなど、陰から支援を続けている。「隣にたくさんの物資が届くのを見て『日本人ってすごい』と感動した。いまだに物資を運んでくる人が後を絶たないんですから」

 ○…学生時代に海外の食糧不足や砂漠の緑地化に興味をもち、大学で農業を学んだ。卒業後入社した会社で3年間の海外生活を経験。日本人との感覚のズレを実感し、英語に磨きをかけるため退社しアメリカに語学留学した。帰国後、貿易関係の職に就いたのがきっかけとなり、6年前に起業。現在は主に中国や香港などと商品のやりとりをしている。「海外に行くと、日本人の助け合いを褒めてくれるのが嬉しいです」。日本を外から見るからこそ出る「日本人ってすごい」の言葉に重みが感じられる。

 ○…「募金だけじゃなく、誰でもできる支援があることに気が付かせてくれた。また、立ち上がることの勇気をもらったことに感謝です」。特別でなく誰もが縁の下の力持ちになれることを証明している。
 

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