創立40周年を迎えた「海老名市テニス協会」で長年尽力してきた 塩脇 照久さん 上今泉在住 66歳
テニスが生涯の友
○…テニス仲間の誘いで30代の時に協会員になって以来、理事長4期・会長3期を務めるなど長年活動を支えてきた。先日開かれた40周年記念式典にも会長として臨み、記念誌作成から当日の進行まで執行役員らと1年間綿密に計画を立てた甲斐あって大盛況に。この日を区切りに会長職を退いた。「今後は女性役員とジュニアの育成が課題だと思う。錦織選手や大坂選手みたいな人を協会から出せたらいいよね」と微笑む。
○…テニスを始めたのは社会人になってから。入社後サッカー・野球・駅伝・バレーなど様々なスポーツを経験したが、中でも当時ブームだったテニスの世界に足を踏み入れると面白さにのめり込んだ。社内クラブに所属して本格的に練習を開始し、石油企業間の大会「オイルメン」などにも出場。選抜を重ねた強豪選手のみが出られるA部門で優勝を果たすほど腕を磨いた。結婚後もテニス熱は冷めず社内クラブの傍ら、大和や綾瀬のクラブにも赴き土日も朝から晩まで楽しんだ。「ストレス発散になるんですよ。テニスのお陰で助けられました」と語る。
○…下今泉出身で、有鹿小・海老名中に通った生粋のえびな人。小学校卒業前に東京オリンピックの体操を見て鉄棒に夢中になり、高校では同オリンピックの補欠選手だった教諭のいる体操部に進んだ。その後身長が180cmに伸びると、小技を行うのが難しくなりあえなく断念した。幼少期から理系科目が好きだったため電気関係を学べる工業高校に進学し、就職先の石油会社では電気設備の保守系統や製造部、総務部など各部署を渡り歩き60歳で定年退職。その後も研究所に4年ほど勤務した。
○…3人の子どもは独立し、現在は妻と2人暮らし。協会に入って幼少期の友人との再会もあった。「サラリーマン時代は寝に帰るだけだったけど、協会に入ったことで地域の人たちと関われた。知り合いが増えました」と嬉しそうに話した。
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