さがみロボット産業特区推進センターのセンター長を務める 内田 享子さん 下今泉在勤 56歳
常に新たな発見を求める
○…少子化による人口減少と同時に加速する高齢化に向けて、AIやIOTといった言葉がこれまでに以上に注目される中、国内の先進地域として神奈川県は「ロボット産業」の推進に力を入れている。その研究開発の中心となっているのが海老名を含む「さがみロボット産業特区」だ。「介護・医療・災害対応だけでなく、今後は鳥獣対策や交通、観光、犯罪・テロ対策など、ラグビーW杯や東京五輪に向けて、より一層、ロボットの重要度が上がっていきます」と確信する。
○…マーケティング支援から実証実験、地域イベントPR等などを行っている同センター。3年前の定期異動により現職に就くまでは、ロボット関連の知識は無かったが、仕事に従事する内に、ロボットが人を助けるパートナーになると実感。「ロボットと共生できる社会に向けて、県民の皆様のために今後も取り組んでいきたい」と仕事への誇りを語る。
○…公務員だった親の背中を見て育ち、自身も同じ道へ。教育委員会に長年在籍し、学校現場と協力し県内の教育を良くしようと尽力してきた。その後は産業労働局で働き、労働者と雇用側に触れ悩み相談や働き方改革など、互いが直面する問題解決に向けてサポートしてきた。「『時間よりも効率化』など、便利になるにつれ、価値観は大きく変わってきた。仕事でも日常生活でも、伝統と新たな取組みという相反するものを上手く共生させていく必要がありますね」と経験を振り返る。
○…普段の生活では、雑誌を読んだり、自分が未開の観光地に足を運んだりと積極的に新しいモノを取り入れる。「常に先取りするのが好き。受け入れる柔軟な価値観を持って、仕事だけでなく今後の人生も楽しんでいきたい」と微笑む。
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