「すてきな仲間づくり相談会」の実行委員長を務める 大場 幸雄さん 社家在住 69歳
仕事人間から地域貢献へ
○…自分にピッタリの趣味・ボランティア団体を探してもらえたらと、様々な種類のサークルが集う相談会を開催する。もともと市の取り組みだったが市民団体「生きがい発見塾」が引き継ぎ、記念の10回目。今年から実行委員会を設け、1年間かけてこの日のために着々と準備を行ってきた。今回から全団体を1フロアに集めジャンル分けし、上階は体験・工作エリアにすることで、より来場者が見やすくなるよう工夫する。「『ここに来たらきっと見つかるよ!』のキャッチコピー通り、いらした方に自分らしい活動を見つけてもらえたら嬉しいですね」と語る。
○…自身も同催しでサークルを見つけたひとり。そこで出会ったのが、中高年男性の団体「じゃおクラブ県央」だ。”会社人間から地域社会へ。肩書にとらわれないよう名刺交換はしない”という考え方に惹かれ入会した。興味のある活動を個々人が立案できるため、自身も高齢者施設の利用者や保育園児が農作物の収穫を楽しめるよう「菜園管理」を企画。4年前から県央代表に就任し、メンバーの活動を支えている。
○…北海道夕張出身。「自宅の裏山がゲレンデみたいなもの」という贅沢な環境で、幼少期からスキーに明け暮れた。高校卒業後は好きだった車関連の職を求め上京。自動車会社に就職し国内5つの工場建設に携わったほか、インドネシアやイギリスなど海外出張に忙しい日々を過ごした。「定年前は毎日が職場と家の往復だったんですよ」と当時を振り返る。
○…趣味は8年間続けている陶芸。鎌倉にあるクラブに通い、これまで数々の器を制作してきた。それらを自宅で使う時が格別なのだという。モットーは「明るく、楽しく」。ひたむきで温厚な人柄が周囲の人々を惹きつけてやまない。
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