海老名市消防団分団長会の会長を務める 山下 裕司さん 大谷南在住 30歳
後輩思いな兄貴肌
○…一般市民で構成され、災害から近隣住民の身を守るために活動する地域防災の担い手「消防団」。市内各地区にある分団の中で、リーダーが集う「分団長会」の会長職に今年度初めて就任した。「消防団経験が長くなり若い子たちも増えてきて、前より責任感を覚えるようになった。日頃から自治会長さんたちとも”顔の見える関係”を築いて、消火だけでない地域に密着した活動で地域の方の安全を守っていきたい」と真摯に語る。
○…消防団には知人の誘いを受け、大学3年生で第2分団に入団した。”最初は志なく”活動していたが、続けていくうちにやりがいを感じるようになり、運動能力を買われ海老名の代表選手として出場した県操法大会でもチームを最優秀に導く貢献を果たした。その後は副・分団長の役職を務め、時代に合わせた団活動へと改革。以前は自営業者が多かった団員が今では会社員が多数を占めたことや、高校生をはじめ若手団員の入団もあるため、活動しやすい環境づくりには特に重きを置いているという。「すでに目標を持って活動している団員は多いはず。自分にできるのは皆が楽しく活動できるようにすることぐらいですね」
○…高校までの学生生活を「学校へは行ったり。行かなかったり…悪い箏ばかりしてましたね」とヤンチャだった過去を隠さず話す。卒業後はフリーターとして日々を送っていたが「このままではいけない」と一念発起し大学受験に向け勉学に励み見事合格。現在は綾瀬市内の企業で営業職として仕事を全うしている。
○…消防団活動や仕事にと忙しいながらも、家族をなおざりには決してしない。夫人と2歳の娘・0歳の息子と暮らし、人生を楽しむ。ポリシーは”謙虚な姿勢と感謝の心を忘れない”こと。
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