海老名版 掲載号:2019年4月12日号
  • LINE
  • hatena

真打噺家・林家たけ平のちょいと一服

(二)まずは、落語誕生のお話

 先日、小学校で落語口演した時に質疑応答がありました。その時に「たけ平さんはこの仕事をしていて将来に不安がないんですか?」と言われました。

 こりゃ自分自身も笑ってしまいましたが、そうか、それならば、落語というものがどれだけの歴史があるのか、そこからお話をしなければいけないと思いまして、落語の構造の話より、まず、今日は落語誕生の話をいたします。

 落語はそもそもは、戦国時代に誕生。殿様が「何か巷で面白い話はないか?」と問われた時に御伽草衆なるものが殿様に近づき、巷の面白い話をして笑わせたのが始まりで、この御伽草衆が落語家のいわば先祖です。

 それから時が経ちまして、江戸時代に入りましてからは、いわゆる職業落語家なるものが誕生をして、お客様からお金を頂戴して「落とし噺」(オチのある噺のこと)をするようになりました。

 オチがついたことから落語になったのです。

 落語と同じ寄席演芸に講談というのがあります。

 これは歴史の軍記を語る一席で釈台なるものを前へ置き、張り扇というものを叩きながら話を進めていきます。軍記からお客様も聴いていて学ぶことが多い。

 ですから、よく昔から「講談聴くとタメになる。落語を聴くとダメになる」なーんて言われてしまうわけです。

 いえいえ、落語もですね、案外タメになったりします。

 今日はまずは基本、落語誕生の歴史をお話しました。

海老名版のコラム最新6件

海老名版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

海老名版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

大ホールの裏側を探検

文化会館

大ホールの裏側を探検

参加者を募集中

7月20日~7月20日

海老名版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

海老名版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年5月17日号

お問い合わせ

外部リンク