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応募総数2,443点の「第74回書道芸術院展」で俊英賞を受賞した 高山 裕子さん 海老名市中央在住 49歳

公開:2021年2月26日

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細く長く書と付き合う

 ○…全国から作品が集まる日本書道院展。今年で7回目の参加だった。これまでは一般公募・無鑑査と呼ばれる階級での出品だったが、実績が認められ今年からは審査会員候補に昇級した。得意とするのは『かな』で、今回は敬愛する与謝野晶子の句集から12首を選び縦61センチ×幅182センチの大作を書き上げた。「準備から完成まで半年かかった。受賞を知った時は驚いた」と話した。

 ○…書道をはじめたのは小学3年生のとき。習字の稽古で地域の教室に3年間通ったが、中学に進学すると部活が始まり筆を持つ機会は減った。書道との再会は大学生のときで、国語と書道の教員免許を取得するための必須科目としてだった。「ピアノやそろばんの教室にも通ったけれど、今思えば、いちばん続いたのは書道だった」と振り返る。

 ○…「転勤族」の夫と結婚し、26歳まで生まれ育った厚木市を離れ、埼玉に移り住んだ。「もう神奈川に戻ることはないと思っていた」が、10年前に夫の転勤が決まり、交通の便がいい海老名に越してきた。子育てや仕事で書道とは20年ほど無縁だったが、大学の書道を専攻していた人との集まりで当時の恩師に再開したことで再び書道を始めた。「私がかなを得意にしていたのを覚えてくれていて、聴講生として大学の授業に参加させてくれた。それがいまの書道に繋がった」

 ○…現在は、恩師の導きで出会った先生に指導を仰ぎ、書道の研さんを積んでいる。ただ、この先生が遠方にいるため稽古は月2回。それでも「少ない時間で上達したい」と、休日の土日を稽古に充てている。「ひとりだと時間がかかり上達がわかりにくいけど、細く長く、ずっと書道を続けていきたい」という。

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