ソプラノ歌手で「こころのコンサート」や市制記念市民提案事業に出演する 横山 政美さん 座間市緑ケ丘在住 64歳
心に響く歌届けたい
○…座間神社で開催される今週末のコンサートに出演する。「コロナ禍で沈みがちな気持ちを、歌声で癒してほしい」と願いをこめ、夏うたメドレーや、くすっと笑える小噺歌、万葉集を原詩にした歌曲まで披露する。「季節の歌として『あじさい』を歌えることが楽しみ。歌いながら私も観客の皆さんと一緒に元気になれたら」。紫陽花は自宅でも今まさに咲き誇る「大好きな花」だ。
○…日本語で歌うことがライフワークで、15年前から和楽器奏者との共演も全国各地で行ってきた。朗読のように歌うことにこだわり「聴いていて涙が出てきたと言われると、とても嬉しい」と話す。奏者との縁で、7月にはセリフ中心の「お笑い」舞台にも出演。普段の気品あふれる佇まいとはかけ離れた「意地悪な姑」役だが「新しいことに取り組むのは楽しい」と笑みを浮かべる。
○…滋賀県出身。豊かな自然に囲まれ、走ることやスキーが得意な子どもだった。5歳の頃からピアノを習い始め、県内唯一の音楽科があった高校に進学。高校教師に歌声を見込まれ、武蔵野音大の声楽科へ。卒業後は、声楽家としてオペラに出演するほか、声優養成所の歌唱指導を務めた。座間には25年前から住み、希望に応じて近所の人に歌唱レッスンを行ったり、好きな歌を歌う会を開いてきた。
○…10年前の市制40周年時には記念式典で歌唱。50周年の今年も10月2日にハーモニーホールで開催される市民提案事業に出演し、座間をテーマにした新作「座間讃歌」で歌声を披露する。コロナ禍で谷戸山公園を散歩する機会が増え、その美しさを歌で表現したいと思ったタイミングだったといい「座間の素晴らしさを市民の皆さんと共有してお祝いしたい」と意気込んだ。
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