「LOCALフェスタ」を主催した厚木駅前栄光会会長を務める 今井 明彦さん 中新田在住 52歳
海老名・座間・綾瀬版
公開：2016年10月14日
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独自の発想力で地元貢献
○…厚木駅前栄光会は、駅前の店主ら39人が所属する商店会。初の大型イベント「ＬＯＣＡＬフェスタ」は、会長として昨年から企画してきた。当日は会場となった河の手ギャラリーと坂本祭典に、タコライスなどのキッチンカーや、小物販売、ワークショップ、消防車との記念撮影など盛りだくさんの内容を用意して、厚木駅周辺を盛り上げた。「手づくり感のあるイベントになりました。子ども含め３００人以上が来場し、キッチンカーは売り切れになるほどでした」と嬉しそうに話す。
○…会長になったのは昨年４月。就任後すぐ、厚木駅前を活性化するために地域で何かできないかと考え始めた。会員である河の手ギャラリーが定期的に行っている催しに、知人が営むキッチンカーを結びつけることで、「駅周辺に大勢集められるイベントにできるのでは」と今回の企画を立ち上げた。苦労したのは、会場と催し物探し。「会場を提供してくれた方々など、皆さんのご協力あってこそ実現できました」と感謝を口にする。
○…中新田出身で、中新田小学校、海西中学校に進んだ生粋の海老名っ子。中・高ではテニス部に所属し、将来は体育教師になることを夢見ていた。高校卒業後は専門学校で電気・機械を専攻。市内で防災用品の販売や防災点検などを行う実家の家業を24歳で継ぎ、13年前に２代目社長に就任した。要望があれば自治会の防災訓練にも出向き、災害時の過ごし方をアドバイスする。「災害時には自分の身は自分で守ることが大切」と熱く語る。
○…これまでも消防団長や商工会議所青年部の会長など、積極的に地域活動に携わってきた。特に青年部では、ジュニアフットサルや１００人のサンタなどのイベントを発案し実施してきた。「この時の経験が今回のイベントに活きたかな」とにっこり。厚木駅前を明るく安全な環境にするため、今後も奮闘していく。
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