神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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海老名市園芸協会「苺部会」の会長を務める 武井 哲也さん 本郷在住 45歳

公開:2016年12月9日

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攻めを貫く”イチゴ職人”

 ○…市場出荷量県内1位を誇る海老名の名産であるイチゴの生産農家を取りまとめる。最盛期を目前に控え、全国の市場や量販店から寄せられている多くの引き合いから変わらぬ人気と勢いが伺える。部会のテーマは「地場産」。海老名グリーンセンターなどに並ぶ地元からの直送のイチゴは鮮度が高く、味も格段に良いと評判。「全国で食べてもらえるのは嬉しいけれど、やはり地元の方に食べてもらいたい」と思いを語る。

 ○…本郷で育った生粋の海老名人。代々続く農家に生まれ、幼少時代から家の手伝いをしていたため、両親たちの苦労を傍で見てきた。当時は天窓の開閉など温室ハウスの温度や湿度調整など、自然とのバランスを見ながら全て手作業でやってきたアナログな時代で、「早く家族を助けたい」と農業専門の高校と県立農業大学校(現県立かながわ農業アカデミー)で学び、家業に就いた。県の品評会で農林水産大臣賞などを受賞するも「25年たっても、まだまだ完璧なイチゴは作れていませんね。生きているうちに出来ないと思うけど、毎年違うアプローチをしながら挑戦を続けています」と話す姿は、ひとつの道を極めようとする職人そのもの。

 ○…農家の集まりだけでなく、学校のPTA会長や有事の際に出動する消防団、海老名青年会議所など、多くの地域貢献活動にも取り組んできたため、横の繋がりが濃く、人脈は広い。「住みやすい環境を自分自身で作るためにも、『地域に顔を出す』大切さを学びました」と笑顔を見せる。

 ○…多種多様な団体に所属し学んだことは「後継者育成」の必要性。若い世代の人口流出や高齢化に伴う農家の減少を食い止めるため、作業効率の改善と売上面の向上を見据え、仕事に機械を導入しデジタル化を図る。「若い世代でも農業をやりたくなるような仕組みづくりを構築し、他農家のモデル事業になれたら」。飽くなきチャレンジは続く。

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